そこの自然や食材の歴史やおいしく食べてもらうためにそれを育てた生産者たちの情熱や関わり、拘り方がわかると、もはや食材にやたらと手をかけようなどとは夢にも思わなくなる。

つまり自然であろうと、人の手であろうと、それを産み出してくれたものとつながっていると感じられることが大切なんだ。料理を作り続けて、四季の移ろいを正しく感じ、そこで使う食材の歴史を見せ、清く愉しく、正しい使い方をする。

そこに住む人々や僕たち料理に関わる人達が、自分の仕事をきちんとやり遂げる、成し遂げる、そこで生活するということはそういうことじゃないかな。

そのつながりや循環なしでは、何も意味をなさない。無意味である。


「その土地において3回同じ花が咲くのを見ないと、その土地に根ざした料理はできない。」

 

 agrattoria アグラットリアとは…。

アグリカルチャー(農業)とトラットリア(気軽で小さくて、大衆的なイタリア料理店)を合体させた造語です。一言でいうと「農業食堂」のイメージです。食と農業を通して素晴らしい社会ができることを望んでいます。